【GTMF2018】shotogun活用事例
講演者:わたなべよしゆき
所属団体:オートデスク 株式会社
参考URL:https://goo.gl/cULJaK
【shotgun機能】
①コミュニケーションの改善
SNS的タイムライン方式により、即時返信、プロジェクトのやり取りの履歴が見られる
②プロジェクトの進捗管理
スプレッドシート的機能の上位互換
ソフトとして評価されており、
1000以上の企業に採用されている
【shotogunのメリット】
・SNSのように履歴がタイムライン形式で残る(図も投稿できるので視覚的にわかりやすい)
・inbox内で個別に個人との連絡が可能
加え、タスクなどと紐付けることで、inboxとタスク両方に同じ投稿を同時に投げられる
・データベース構造のため、オリジナルと複製が存在し、オリジナルを書き換えると複製に即時反映される
複製側は、オリジナルと同じ情報を、違うURLで表示している
・閲覧できるユーザーに制限をかけられる(プロデューサーだけが見られる、デザイナーだけが見られるなど)
・UIカスタムが簡単なため、目的に応じたカスタムが可能
・アセットライブラリのインターフェースとして活用(画像や動画をアップできるため)
・サムネイルの画像は自動でも手動でアップもできる
・ソート機能が充実
文字列検索、条件登録後にフィルタやソートが利用可能
・自社でツールを開発よりも、トータルでみてコストが安い
・担当ごとにページを作れるし、スタッフ全員が共有もできる
・閲覧制限ができるので、外注先ともshotogunでやり取り可能
・タスクの納期を記したガンチャートも作成できる
・グラフ機能を利用して状況の分析ができる
・日本語版ローカライズが完了
・APIによるカスタマイズが可能
【導入事例】
①Xflag、mixi
スプレッドシートによる管理を行っていた際の問題
・一人しか内容を更新できない(属人性)
・職種の数だけシートが増える
・整合性を保つのが困難
⇨shotogun導入により解決!
②セガ
抱えていた問題
・リストこ更新にかかりきりになっていた
・ヒューマンエラーが多発した
⇨shotogunで解決!
shotogunでガンチャートを作成し、視覚的に把握しやすいようにレイアウトをカスタマイズした
③ドリコム
shotogun活用で…
・リストを、スレッド形式で全体を見渡せるようにカスタム
・データをサムネイルで管理
・画像をサムネイルでアップできるため、チェックバックもshotogun上でやりとり
・ソートを活用してスピードアップ
③Klab
抱えていた問題
・内製ツールだとメンテナンスコストがかかる。担当者がやめたときに直せない。
⇨ツール開発をサードパーティーに任せる。shotogun導入!
④ワンダープラネット
抱えていた問題
・誰がどのリストを見ればいいかわからない
・タスクの終了時期が不明確
⇨shotogunで解決!
【職種ごとの使い方】
①プロデューサー
統計、レポート機能
②ディレクター
進捗管理、クオリティチェック
③作業者
自分のタスク確認
立場に応じて、閲覧制限機能も活用できる
閲覧制限が可能なため、外注先ともやり取りもshotogunで可能
【APIによるカスタマイズ】
pythonによるカスタムができる
⇨Github、perforce、suvbesion、slacとの連携が可能など
【注意】
すべてをshotogunで管理できるわけではなく、得意分野で棲み分けは必要
ソースコードはJIRAの方がオススメ
【導入】
導入を成功させるには、
・チュートリアルで学ぶ
・賢い人が構築する
・検証時間を確保する
・代理店によるサポートを利用する
・社内スタッフに対してトレーニングを行う
【費用】
月 30ドル〜50ドル
年 30000円〜60000円くらい
試用版あり
チュートリアルはAREA JAPANを参照
【感想】
各社でUIのカスタマイズの方法が違っており、用途に応じたカスタムの仕方があるように感じました。
次回、もしセミナーがあるようなら、どういう意図でカスタマイズをしているかを解説していただけるとありがたく思います。